ノートPCでOCメモリ(DDR3 2133)を使ってみた GIGABYTE U2442F2

公開日: 2016年1月23日土曜日 Laptop PC ベンチマーク

年始ぶりの更新になります

OCメモリというと自作のデスクトップPC程度にしか使えないと思っていたのですが、調べてみると現在はG.SkillからのみDDR3LのOCメモリが販売されていました。

バリエーションとしては、CL9の若干レイテンシが小さい高速な1600MHzのメモリ、CL10の1866MHz、CL11の2133MHzの三種類がありました。

今回購入したのは販売している中で最高速度の2133MHzの4GBx2枚のものです。
実際にU2442Fで2133MHzで動作するのかが分からなかったので、16GBではなく8GBにしておきました。

これで1600MHzでしか動かなかったらかなりもったいないのでw

G.Skill F3-2133C11D-8GRSL




本来はMSI製のゲーミングノートやNUC、GIGABYTEのBRIX等の一般的ではないPC向けの製品です。一応BRIXで動作するようなので同じメーカならどうにかなるかと思って選びました。

現在国内ではOC Worksでしか取り扱ってなさそうです。

動作確認


佐川急便で送られてきたのですが、東北でも発送から半日程度で届きました。
早速取り付けて2133MHzで動作するのかを確認してみました。

タスクマネージャーだと2133MHzで動作しているのが確認できました!!

CPU-Zでは…
ちゃんと2133MHz動作してました。


ベンチマーク


検証時のメモリはどちらもデュアルチャンネルで動作させています。
GIGABYTE U2442F2は標準だと8GBx1枚のシングルチャンネルなので標準構成と比べると元から高めのスコアが出ています。

MaxxMEM PreView

DDR3L 1600 CL11(iMac標準搭載メモリ)


DDR3L 2133 CL11(G.Skill F3-2133C11D-8GRSL)
当たり前ですが早くなっています。
レイテンシが半減しています。


MikuMikuDance きしめんAll Star

DDR3L 1600 CL11(iMac標準搭載メモリ)
最大28FPS

DDR3L 2133 CL11(G.Skill F3-2133C11D-8GRSL)
最大30FPS

平均するとOCメモリ使用時のほうが3FPS程高くなりました。
OCメモリはCPUの性能というよりCPU内蔵グラフィックスの性能を向上させることができます。

次の記事ではPCMarkとエンコードベンチマークをしたいと思います。



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