ノートPCでOCメモリ（DDR3 2133）を使ってみた GIGABYTE U2442F2 その2

公開日： 2016年1月24日日曜日 Laptop PC ベンチマーク

前回の記事の続きです。

前回同様検証時のメモリはどちらもデュアルチャンネルで動作させています。
GIGABYTE U2442F2は標準だと8GBx1枚のシングルチャンネルなので標準構成と比べると元から高めのスコアが出ています。


PCMark8



DDR3L 1600 CL11（iMac標準搭載メモリ）

http://www.3dmark.com/pcm8/10425816



DDR3L 2133 CL11（G.Skill F3-2133C11D-8GRSL）
http://www.3dmark.com/pcm8/10423978
スコアの変化はそこまで大きくないです。iGPUを使用する場合はもっと差が開くと思います。
3年前のPCでこの性能なら十分だと思います。


Aviutl エンコード


変換元ファイル

エンコードテストにはrigaya様のx264guiEx_2.35v2をお借りしています。
プリセットは高画質です。
DDR3L 1600 CL11（iMac標準搭載メモリ）
3分23.6秒

DDR3L 2133 CL11（G.Skill F3-2133C11D-8GRSL）

3分22.7秒


誤差程度の差しか出ませんでした。
何度か測定してみましたが、最低でも0.5秒前後DDR3L 2133の方が速かったです。

もっと長い動画や、重いフィルタを使用する場合はもっと大きな差がでると思います。



FFXIV 蒼天のイシュガルド



画質設定は1280x720 高画質（ノートPC）のDirectX9です。

DDR3L 1600 CL11（iMac標準搭載メモリ）+Intel HD Graphics 4000


 DDR3L 1600 CL11（iMac標準搭載メモリ）+NVIDIA GeForce GT650M

















DDR3L 2133 CL11（G.Skill F3-2133C11D-8GRSL）+Intel HD Graphics 4000


 DDR3L 2133 CL11（G.Skill F3-2133C11D-8GRSL）+NVIDIA GeForce GT650M


iGPU使用時はスコアが100程度平均的に上がりました。
dGPU使用時でも多少はスコアがアップしました。

iGPU使用時はもっと大きな差が出るかと思いましたが、そこまで大きな変化はありませんでした。



DDR3L 1600 CL11からDDR3 2133 CL11に変更することで、小さいですが、全体的な性能が向上することが分かりました。自作のデスクトップPCでよく出ている結果と同じですねｗ

しかし、今回使用したU2442F2のようなUltrabookでもCPU、GPU性能を向上させることが出来るという点では大きいことだと思います。

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