Windows 10 アップデート前の準備

公開日: 2015年7月28日火曜日 Windows 10 お役立ち情報

Windows 10がいよいよ明日、無償アップグレードが開始されます。


実際に7月29日に入手できるのはWindows 10 Insider Previewをインストールし、Windows Insider Programに参加しているPCのみです。Windows 7やWindows 8.1のようなタスクトレイのアイコンから予約をした人はもう少し先になります。


少しですがまだ時間があるので、Windows 10にアップデートする前にすべきことを個人的なメモのためにも記事にしておこうと思います。


メーカー製PCの場合は一度Windows 10のアップデート情報を見てから行ったほうがこのブログの内容よりも役に立つと思います。
http://ascii.jp/elem/000/001/016/1016856/←から確認できます。


注意! 以下の内容は自己責任で作業をしてください。この通りにやっても環境によっては失敗することもあります。当ブログでは責任は負えません。ご理解した上で作業をお願いします。




1.現状の環境をフルバックアップする


もしアップデートに失敗したりアップデート後に不具合が発生したりした時のために必ずするようにします。Windowsの標準機能のシステムイメージバックアップを利用すれば別なソフトがなくてもバックアップが取れます。ただし、バックアップ用のHDDなどが必要になります。2TBくらいの容量があれば大半の人は足りると思います。あとは、システム修復ディスク用のUSBメモリも用意しておいてください。


Windows 8.1の場合は「ファイル履歴でファイルのコピーを保存」を、Windows 7の場合は「バックアップの作成」を開きます。8.1も7も位置は同じです。



次に「システムイメージバックアップ」を開きます。Windows 7の場合は左の上の方にある「システムイメージの作成」をクリック。

後は手順に従って作業してください。


システム修復ディスクは必ず作成しておいてください。Windows 8以降はUSBやCD/DVD、Windows 7の場合はCD/DVDに作成してください。
これで何かあった時に完全に元の状態に復元できます。


復元はこの作成したものからPCを起動させ、
Windows 7の場合は「システム回復オプション」→「システムイメージの回復」の順で、
Windows 8以降の場合は「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「イメージでシステムを回復」の順で支持に従って作業すれば復元できます。



2.Windows UpdateでWindowsを最新の状態にしておく


Windows Updateを何回か実行して、最新の状態になるまでアップデートを繰り返します。
ドライバやOffice、ランタイム等も更新しておきます。「コントロールパネル」→システくとセキュリティ」→「Windows Update」の順で開けます。


3.普段使っていないソフトは消す


少しでもWindows 10のアップデートに失敗する確率を減らすためにも普段使っていないソフトは消します。この時にドライバは消さないよう注意。Driverやドライバという文字が入っているものは消さないようにしてください。「コントロールパネル」の「プログラムのアンインストール」から


4.ソフトでWindows 10対応版が出ている場合は更新する

利用しているソフトのWindows 10対応版がある場合はそれに更新する。もし対応版とは書いてなくても、とりあえず最新版のものを導入します。Windows 10に更新後に不具合を減らすためにも更新しておきます。


5.ドライバを最新版に更新する

Windows Updateで導入されるもの以外にも様々なドライバがあります。メーカー製PCの場合はアップデートユーティリティなどを使ってドライバを最新版に更新します。自作PC等の場合はマザーボードメーカーのサポートから最新版のドライバ等を落としてインストールしておきます。


その他注意点

他の注意点としてWindows 10にアップデートすることでWindows 7では標準でDVDが見れなくなります。「VLC Media Player」等を使えばWindows 10でもDVDを再生できるようになります。


さすがに少ないと思いますが、CPUがCoreDuoやCore2Duoの初期やPentium4などの古いCPUの場合はCPUのセキュリティ機能が不足してWindows 10が起動しません。これはCPUを変える以外に対策はありません。アップデートしないように


Windows 10のアップデート成功率は古いPCほど低くなります。CPUがCore2Duo等の場合はアップデートをしないほうがいいかもしれません。不具合に遭遇しても自分で対処できる自信がない方はアップデートはしないほうが安全です。逆に標準でWindows 8.1が導入されているPCの場合は殆どの場合はアップデートに成功すると思います。

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