大学推奨PCに求めること

公開日: 2017年5月4日木曜日 Laptop PC お役立ち情報

予想以上に時間が無く、しばらく更新が途切れていました。1ヶ月ぶりですね。

先月、大学の推奨PCをやっと受け取りました。機種はTOSHIBAのRX73シリーズの大学向けにカスタマイズされたモデルです。型番は「RX73/CBE」です。


TOSHIBA RX73/CBE スペック



OS・・・Microsoft Windows 10 ver1607
Office・・・Libre Office ←劣化ポイント!
CPU・・・Intel Core i3 7100U 2.4GHz
iGPU・・・Intel HD Graphics 620
メモリ・・・DDR4 2133 8GB (4GB x 2) ←強化ポイント!
SSD・・・256GB ←強化ポイント!
液晶・・・13.3インチ 解像度1366 x 768 ←劣化ポイント!
無線LAN・・・Intel Dual Band Wireless-AC 8260
インターフェイス・・・Gigabit LAN、HDMI端子、VGA端子、Bluetooth、USB3.0、SDカードスロット
DVDドライブ・・・無し ←劣化ポイント!
バッテリー持続時間・・・11時間
寸法(幅 x 高さ x 奥行)・・・316x21.4x229 mm
重量・・・1.44kg
その他・・・指紋センサー
製品HP・・・https://goo.gl/fbeo5h

※強化ポイント、劣化ポイントはRX73/CのCore i3モデルと比較した場合のものです。

標準モデルと比べてDVDドライブが付いていなかったり、HDDがSSDに変わっているので実際の重量は1.2kg前後です。

Officeに関しては、学生向けのMicrosoft Officeが無料で使えます。Office無しのおかげで安くなっているので良いです。良い感じにまとまっていて10万円以下なのが良いです。

不満点は液晶の解像度がフルHDでない点だけです。(個人的に重要だと思う)



大学で使うPCに求めることとは


個人的には上記のPCでほぼ問題ないと思っています。細かく言えば、液晶がフルHD、これより200g位軽く、5~10mm薄ければ完全に言うことはなかったです。

では具体的にどういう観点で選べば良いのか…?

大学PC選びのポイントは3つ!


①PC本体重量と厚み


いくらPCの性能が高くても重量が3kgもあるようなゲーミングPCでは、外に持ち運んで使えません。モバイルPCとしては、まず本体重量が重要になります。
理想は1.2kg前後だと思います。これくらいだとカバンに突っ込んでいてもそこまで思いと感じないと思います。

PC本体の厚さも重量に次いで重要です。厚さは2cm以下がおすすめです。理想は1.5cm前後。これくらいであればカバンに入れたときに場所を取りません。


②液晶サイズと解像度


液晶サイズは13.3インチが最適です。11インチでは持ち運ぶには良いですが、家で使うには小さすぎます。15インチは明らかにでかいと感じます。最近は14インチでもベゼル(縁)が薄く、13.3インチ並みの本体サイズになっているPCもあるのでおすすめです。

解像度は13.3インチでは1600 x 900以上が良いです。1920 x 1080であれば一番良いのですが、値段が高めになります。

他にも液晶に関しては、ノングレア液晶が良いです。ノングレアというのは、非光沢ということです。もし、光沢のある液晶だった場合室内の証明などで反射し、かなり見づらくなってしまいます。


③バッテリー持ちとSSD搭載


バッテリーの持ち時間はどれくらい外で使うかにもよりますが、10時間前後持つものが良いです。10時間と書いてあっても実際の利用においては6~8時間前後しか持たないと思います。なぜこれだけの誤差が生じるかというと、バッテリー持続時間の測定方法が実際の利用よりも負荷の掛からない使い方で測定されているからです。ある程度余裕あるバッテリー持ち時間のPCを選びましょう。

バッテリー持ちと関連してSSD搭載のPCをおすすめします。SSDはHDDに取って代わるストレージです。HDDよりも、読み書きの速度が大幅に早く、動作音がしません。加えてHDDと違い可動部が存在しないため、衝撃に強く、消費電力が少ないです。少し高くてもSSD搭載PCは選んでおくべきです。


その他注目点


主にPCの性能に関してのことです。


インターフェイス類


最近のMacbook Proなんかは、USB Type Cコネクターのみで実用性に欠けます。この流れからなのか、薄型のPCはUSBポートが1つや2つのみ、外部映像出力ポートがminiDisplayPortのみと言ったPCが増えています。確かにUSBコネクタが一つあればハブなどで拡張できますが、PCにはかなりの負荷がかかります。USBポートが2つ以上、HDMI端子、D-sub端子、有線LAN、SDカードスロットが付いているPCがおすすめです。


CPU


CPUに関しては最新世代のIntelのCore i3が一番良いと思います。次点でCore i5。Core i7は持ち運んで使うことを考えると駄目です。

なぜかというと、Core i7のモバイル向け超低電圧モデルに関して言えば、性能的に値段差ほどCore i5と性能が違わず、発熱が大きく、バッテリーの持ちが悪くなります。iGPU性能に関しては確かにCore i5より性能差の大きいモデルもありますが、ゲームで使うにしてはまだまだ性能不足です。

CeleronやPentiumは性能不足感が大きいので避けます。Atom系統のPentium、Celeronもありますし。


メモリ容量


8GBがちょうどいいと思います。(値段と性能を考えて)4GBでも悪くはないですが、ブラウザでタブを開く量をだいぶ控えないといけません。16GBの場合は容量を持て余します。まあメモリ容量は多ければ多いほどよいです。


GPU


CPU内蔵でいいと思います。NVIDIA GeForeceやAMD Radeonを搭載したPCは性能は良いですが、発熱が大きく、一般的に厚みがあるPCばかりです。



これだけの条件を同時に満たすPCはほとんどないと思いますが、今回買ったPCはかなり、上記の条件を満たしています。値段も比較的手頃です。TOSHIBAなかなかやりますね。

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